いなもち医院便り
今月の興味を持っていること
2023-11-20
~ ニンニクが身体に良い理由について ~
11月第2週に宍粟市内で初雪が降ったと聞いて冬を実感しています。
冬になると家の中でも薄いダウンの上着を重宝して、
身体を楽にする食材でしのいでいます。
というのも、40歳を過ぎると体内で抗酸化物質を作る力が
低下してくるので、食材で補う必要があると知り、
30年前からセルフケアとして気をつけています。
30年前に知ったときはまだ新しい栄養化学の分野の
トピックス情報でしたが、今ではすっかり常識となり、その中の1つ
「抗酸化食材ピラミッド」と検索すると抗酸化力の強い食材が
ピラミッド状に積み重なったイラストが出てくるまでになりました。
そのトップに輝いているのが「ニンニク」で
断トツの抗酸化力食材だそうです。
実は、昔からニンニクが大好きで、梅カツオ漬け 、醤油漬け、
ガーリックオイルなど匂いを気にしながらも、
ずっと食べていたので 嬉しい情報でした。
さらに、美味しく感じるのは身体が求めているから、
と薬膳の考え方を知ると、ますます納得です。
興味のある方は「抗酸化食材ピラミッド」と検索してください。
またビタミンA・B12・C・Eを含む食材や
色鮮やかな食材も意識して食べましょう。
院長 稲用 博史

今月の興味を持っていること
2023-10-20
~ 動ける身体を大切にする方法について ~
今年は起きたら急に12度になっていて、いきなり冬の朝でしたね。
夏の間に緩んでいた筋肉が、朝の寒さで強張るのを感じて、
また保温に気を配る季節がやってきたと思いました。
若いころは、朝が寒かったから保温しようと思うようになるとは、
予想もしていませんでしたが、加齢により筋肉は、強張りやすく
緩みにくくなるを実感しています。
実際には、40代になると加齢の影響が筋肉に出てきます。
強張りやすさ、緩みにくさだけでなく、
筋力低下も1年に約1%ずつと言われています。
1日も長く、生活のために動ける身体を大切にするには、
40歳以降の筋肉の性質を知り、保温や日常活動、
趣味の活動などの動き続けるための良い習慣を継続することです。
また痛みや違和感が早期であればリハビリで
筋力バランスを整えるのも良いでしょう。
動ける身体を守るために、
何が出来るかについていつでも相談してください。
院長 稲用 博史

今月の興味を持っていること
2023-09-20
~ 1日も長く動けるようにリハビリをしよう ~
まだまだ暑い日が続きますが、それでも暑さの峠は超えたように感じます。
これから、身体を動かすのにちょうどいい季節がやってきますが生活できる
動ける身体を1日も長く維持したいですね。
そのために大切なのは早期リハビリです。
そこで、当院では早期リハビリの普及を今年度の目標としました。
痛みや炎症で動けなくなった後、機能回復としてのリハビリは定着して
来ましたが,違和感や動きにくさで、早期リハビリを受けられる方はまだ
多くありません。
加齢により筋肉は、強張りやすく緩みにくい状態になりますから動けなく
なってからのリハビリでは回復のために食事や自主リハの習慣化など生活
習慣の調整も必要となりますので早期リハビリで動ける身体を維持する
ことが大切です。
早期リハビリについていつでも相談してください。
院長 稲用 博史

今月の興味を持っていること
2023-08-20
~ 小さな筋肉の自主トレについて ~
残暑お見舞い申し上げます。
先月は自主トレとして動的ストレッチを紹介しましたが残暑のこの時期、
自主トレに無理は禁物です。
動的ストレッチは体幹の大きな筋肉が動き体温が上昇します。
暑さ疲れを出さないように、小さな筋肉を動かす自主トレで体温上昇を
予防する工夫も大切です。
具体的には踵上げや手指のグーパー体操、趾のグーチョキパー体操など
小さな筋肉を呼吸に合わせて動かす自主トレは熱の発生も小さく、この
時期おすすめです。
また小さな筋肉を動かす自主トレは、生活の中に位置付けて続けやすい
のもメリットです。
朝の身支度の時に踵上げ、靴を脱いだら足の指のグーチョキパー体操、
就寝前にグーパー体操など、歯磨きのように習慣にすれば短時間で毎日
継続できます。
小さな筋肉の自主トレで、リハビリは、し過ぎず、休まず、コツコツと!
を実践しましょう。
院長 稲用 博史

今月の興味を持っていること
2023-07-20
~ 動的ストレッチについて ~
梅雨明けすぐの猛暑の中、
リハビリを継続されている患者さんに元気をもらっています。
暑くてストレスがかかる反面、この時期は筋肉が緩みやすいので
リハビリには好都合な面もあり、リハ室内の空調温度にリハビリ
アシスタントは気を配って患者さんを見守っています。
治療としてのリハビリは、機能回復を目指すリハビリで理学療法士
PTが関わっています。
「回復した機能」と「もともとある機能」とをバランス良く使える
ようになる為に診察とPT評価を繰り返して、リハビリだけでなく、
1人1人に合った自主トレを自宅で継続して頂けるようサポートと
して自主トレ説明やカレンダーなどをお渡ししています。
自主トレのコツは、頑張りすぎてリハビリお休みにならないよう注意
することです。
しすぎず、休まず、コツコツと!
を合言葉に、相談しながら続けていきましょう。
今年の1月後半から2月にかけて、西播磨リハビリテーション病院の
福祉用具展示会で、ソーラーポールというスティック状の運動補助具が
動画付きで展示されていました。
体幹の動的ストレッチが簡単に出来るようになる為、デイケアで試験的
に導入しています。
動的ストレッチについて知りたい方は、声をかけて下さい。
自主トレとして紹介します。
院長 稲用 博史
