いなもち医院便り
今月の興味を持っていること

今月の興味を持っていること

今月の興味を持っていること

今月の興味を持っていること
いよいよ本格的な夏の暑さになってきました。
昨年、結石で体調を崩したときに知ったのですが、夏の暑い時期、結石の発症
リスクが高くなるそうで、脱水予防は結石予防にもなると知りました。
昔、夏は麦茶を飲むものだと昭和の子供は思っていましたが、それは緑茶に
比べて結石の材料であるシュウ酸が少ないので、夏の身体にやさしいお茶だ
ったと再認識しました。
また水分摂取の他に結石を予防するには大切な食事の習慣が2つあります。
まず1つ目は、血液中にシュウ酸が入り込まないよう、胃の中でカルシウム(小
魚や乳製品)に結合させてシュウ酸を便として排泄する方法。
もう1つは、体液に取り込まれたシュウ酸がカルシウムと結合するのを抑えてく
れるクエン酸(お酢や梅干し、レモン等の果実)を積極的に摂取するようにする
ことです。
脱水や結石の予防について、詳しく知りたい方は質問してください。

今月の興味を持っていること
梅雨に入りました。
相変わらず日中の暑さのわりに朝夕の気温はなかなか上がりませんがその代
わり睡眠には快適で日中の暑さも我慢しやすいのがありがたいですね。
昨年から、自律神経と熱中症との関係についての情報をときどき見かけるように
なりました。同じ環境にいたのに熱中症になる人とならない人の違いから、睡眠
不足や過労がリスクファクターとして取り出されるようになり、それを考慮すると
自律神経のストレスの程度が原因の1つとして注目されるようになったと考えて
います。
そこで、睡眠不足や繁忙期には、いつもより水分摂取を多めに心がけましょう。
超一流のアスリートや鉄人レースなどに参加している人から推測すると
人間の自律神経の潜在力はとてつもないことが伺えます。
一般人の私たちが急に訓練もなく真似をすることは出来ませんが、この夏は、
自律神経のコンディショニングと水分摂取量
この2つの軸で調整を心がけたいと思っています。
自律神経のコンディショニングについて相談してください。
院長 稲用 博史
